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Oという悪友と久しぶりに飲んだ。
最初は居酒屋で飲んでたのだが、Oがキャバクラに行きたいと言い出したので、俺は「もう大人なんだから辞めようぜ」と静かに諭したが「どうしても」というので、しょうがなく付いて行くことにする(このへんの成りゆきについては疑問を挾まないこととする)
入った時間も時間(7時頃)だったのだが、最初の安キャバには、なんと店の中に女の子が一人しかいないという有り様。
こっちは二人。
料金的には確かに安かったが、付いたコが一人でチェンジもないという状態では結果的には高く付いた印象は拭えなかった。
これで終わるわけには行かぬともう1軒別の店に行く。
そこでとんでもない事件に巻き込まれる。
店に入るなり尿意を催した俺は、女の子が付く前にトイレに行ったのだが、トイレから出ると、なんとそこに手ぬぐいを持った化け物が立っているのを目撃したのだ!
目は二つ、鼻と口はひとつ。これに間違いはない。人間と言われれば認めざるを得ない。ただ、それでもあきらかに人として不愉快な顔をしていた。
しかし、もっとおかしいことは、「なんでキャバクラに化け物がいるんだ?」と訳が分からずキョロキョロしている俺に向かってその手ぬぐいを差し出したことだ!
ま・まさか。。
この化け物がキャスト?!
俺はあまりの予期せぬ出来事に我を失った。
一瞬、気を失いかけたが、ギリギリのところで意識を取り戻し、フラフラと自分の席に戻った。
隣を見ると、Oは若くて可愛いコとイチャイチャしている。
俺はというと、、、
やぱり化け物である。
これは酒のせいではない。何度見てもリアルな化け物が俺の隣にいた。
なんなんだこの差は。
俺は、喜々と楽しんでいるOの耳もとに口を近付け、
喰われる。。助けて
と本気で助けを求めたが、
Oは俺を睨み付け、「あっちへ行け」とあきらかに不快な暴言を吐いた。
その途端、隣の化け物が、「何話してるの?」などと話し掛けてきたので、
やばい。俺が化け物の正体を知っているなどと悟られたら、まじで喰われてしまう。
と身の危険を感じ、
はは。何でもないよ。
と愛想笑いで誤魔化した。
その後は、なるべく目を合わさないように、さりげない会話を続けてやり過ごすしかなかった。
時々、キキキと高音で笑う化け物に怯えながら、長い20分間が過ぎて、化け物が席を離れると、
Oがニヤニヤしながら、 俺がトイレに行っている間に、自分だけ良いコを指名して、俺には化け物を擦り付けたことを白状した。
おのれ、O。
お台場の海に溺れて死んでくれ。
結局この日、口直しにハシゴしてしまい、4件の店で4万もの金を散財することとなった。。
本日の結果
投資額 40,000円
回収額 −40,000円(あやうく喰われる精神的ショック)
収支 −80,000円
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