ナイト・オン・ザ・プラネット(名古屋編1)

 


1月10日。
俺は旅に出た。
今回のテーマは、「リベンジ」である。
俺は、28年の人生のあらゆる側面で負け続けている。
なので、ひとつひとつ具体的な何かに対してリベンジするのは、残りの人生をすべて費やしても、もう無理がある。
ただ、何かに対して早急にリベンジしておかないと、取り返しのつかない気分だった。
そこで、とりあえず、名古屋と大阪のキャバ嬢にリベンジすることにしたのだ。
とりあえず、と言っている時点で大したリベンジにもなりそうもないが、俺の切羽詰まった気持ちだけは無理矢理にでも汲み取ってもらいたい。

★第1回チキチキ・リベンジ予定コース★

名古屋のキャバ→アフター→セックス→大阪→サイトのファンとの面談→セックス→ミナミのキャバ→アフター→セックス

いうならば 2泊3発3日の旅である。
この出発前のプランを見れば、俺の並々ならぬ意気込みを感じてもらえるだろう。
田村亮子がアトランタオリンピックのときに、「最低でも金、最高でも金」という名言を口にしたが、俺もこの言葉を借りて、「最低でも3発、最高なら6発?」という迷言を口にしておきたい。

そして、まずは、1月10日(土)である。
この日は、リベンジついでに名古屋でオフ会を開催するというナイスな企画を立案しておいた。
18:00 名古屋駅にて無駄に待ち合わせたるメンバーは、

錦三ナイツ氏(34才)三重県  
雪だるま氏(35才)三重県 ※初見
MC氏(30才)愛知県 ※初見
うにお氏(33才)大阪府
ラーク氏(26才)千葉県
キャバクラ独眼鉄(28才)東京都

の総勢6人。
「六人の侍」というには少な過ぎ、「六銃士」と言うには多すぎる「帯に短し、襷(たすき)に長し」な人員構成であったが、まあどうでもいい。
それにしても、今回このコラムを書くにあたって、困ったのは錦三ナイツ氏の扱いである。
前回来京を果たしていただいた折に、彼のことはそこそこ上手い具合に言い表わしたつもりであった。
ところが、地元でまざまざと飲み口説き倒す様は、予想を遥かに超えていた。やはり前回は初体験の東京ということで遠慮していたらしい。
彼を表わすに、「人間じゃないのか」と聞かれたら「いや、そんなことはない」と答えるが、「人間なのか」と聞かれたら「いや、それも違う」と答えざるを得ない。まさに神話に出て来るような半獣半人な男だが、キャバクラに神話があるなら、彼こそがケンタウロスに相応しい。
なお、これは、冗談や知り合いになったから大袈裟に言っているわけではない。
仕事柄、俺は20代の割にボーダレスに色んな人間に逢っているとは思うが、ある意味、彼程の男には出逢ったことは無い。ドラゴンボールのスカウタ−があったら、数値オーバーで爆発してしまうことは間違いない。
かつて筒井康隆が出版社の自主規制に対して、「断筆宣言」を行ったことがあったが、彼の飲みっぷりを目の当たりにすれば断筆どころか進んで絶筆してしまうのではないだろうか。

そんなわけで、俺は筆絶する価値もないので絶筆はしないが、これ以上彼について書くのは避けさせてもらって、以下次回からは初見の二人(雪だるま氏、MC氏)にGスポットを当てたいと思う。(Gは余計か)

P.S. なお、この日のお財布係の錦三ナイツ氏と雪だるま氏には、二人がかりとはいえ、総額40万円(!)も御馳走いただいたことを感謝の念とともに、お詫び申し上げたい。(俺以外の3人の分も合わせての額)
当初はひっそりと御馳走になることで成立していたこの企画が、段々と常軌を逸したものになってきている気もするが、まあいずれ(50年後か100年後を予定)倍返しに御馳走するつもりなので、みなさんお許し下さい。

 

次へ

番外編インデックスへ